用意したのはパッキンセット1式と、耐水のサンドペーパー#1000番ぐらい。番手は600番以上だったらいいと思って、工具箱の中に転がっていたものを使用。
ブラケットの取り付けボルトを12oのTレンチで今回は緩めました。いい工具があれば快適に正確に作業が進みます。こんな快楽を味合うと工具マニアへ一気に変化してしまいます。実際のサービスマニュアルの指定のトルクは小さいのですが、ネジロックが入っている場合や固着している場合は、結構硬固いです。
パッドを外して、ブレーキクリーナーを吹き付けた後です。実際にはパッドカスでえらいことになっています。ぬるま湯で中性洗剤で洗ってもいいかもしれません。シールが入っているので水の浸入も基本的にはありませんので。
本来であれば、キャリパーを外してエアーでピストンを押し出すのでしょうが、ブレーキの圧力がそのまま使えるので、レバーを握って押し出していきました。不動車なら話は別ですが、普段乗っているのなら、この方法で問題はないと思います。
時間をかけてゆっくりと慎重にやれば、無理な力を入れずにかんたんにピストンが取り出せます。外した後ですが、黒いカスみたいに見えるのがパッキンカスですね。ピストン本体にがっちりと接着したようにくっついているので耐水ペーパーで優しくこすりながら落としていきます。

 キャリパー内にパッキンが残っています。手前側の細いのがダストシール、奥の太い線になっているのがオイルシール。これを交換します。
先のとがった工具で丁寧にパッキンを取り外します。オイルシールなどを新品のブレーキオイルにつけてねじれないように入れます。
磨いた後のキャリパピストンをシリコングリスを塗りこんで入れます。そうしないと、オイルシールを痛めてしまいます。
何とかいい感じに入ったのでこれでよしとします。本当はもっときれいに清掃してから組み付けるのが一番なのですが、いい加減な奴なのでこれぐらいの状態で組み付けます。1年ぐらいは持つのではないでしょうか?個人的には、また組みなおせばいいかと思っています。
後はエア抜きですね。レバーを握っていくと時間がかかるので、注射器でキャリパーのブリーダープラグで一気に引き抜いて、エア抜きをやりやすくします。

 後は普段どおりのエア抜きでOK!

  組み付け後しばらく走ってもう一回軽くエア抜きを行えば完璧ですね。XRは整備もかんたんで、コストも安く。簡単な整備を行うだけで、いい状態が維持でき ます。基本設計がいいからでしょうか?ただ、普通の整備だけで走れるというのはすごいなと、いつも感じます。発売後12年経ちましたが、今も調子よく走り ます。
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フロントキャリパーのOH
ブレーキの引きずりがあるのでは?と思いOHを実施しました。